Translate

2017年6月21日水曜日

バンコクをバスで移動する

バンコク市内をバスで安く移動する方法

徒歩が一番安いが、暑いバンコクでは大変だ。
BTSやMRTなどの電車でもいいが、ちょっと高くて、範囲広くない。
長期滞在するなら、もっと安くて広範囲なバスを利用するのを勧める。
ただし、簡単なタイ語が必要な場合があるが、エアコンなしのバスなら何も話す必要はない。

ルート

https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_bus_routes_in_Bangkok
こちらのサイトにListがある。英語


バス・マップ

初めは、どんなバスがあるのか分からないので、本屋や7-11に行って、バス・マップを買う。
紙の物が安いが、長期バックパッカーには、長持ちするビニールでコーティングされた物が良い。ちなみに、いくらビニールでコーティングされからと言って、不注意に水に濡らすと端から水が入って2枚に剥がれてしまう。
バンコクのバスはルート改正は珍しいから、私は何年も同じバス・マップを使っている。

これは99Bで私が持っているものと同じタイプ。ほぼ全てのバンコクのバスを網羅していて、これがあれば色々な所へ安く行ける。

バス停に番号が書いてあるが、相当古い情報らしく、あまりあてにならない。

概要

主要なルートである2、29、59番などは24時間運航だ。
ただ、深夜は本数が減って2、29番は、30分。59番は1時間間隔になる。
同じ道を走るバスが複数あるが、番号によって本数が結構違うので、あの番号のバスはもう5台も通り過ぎたのに、自分が待ってるバスは1時間待っても来ない、なんて事もある。
バスは、待ってる人が手を振らないと止まらない。
ボロイバス程運転が荒く、停車時間も最小限なので、皆走って捕まえる。体の弱い老人、子供、病人、怪我人などは乗れないと思う。

同じ番号でも、最終地点まで行かない場合がある。
ドンムアン空港から29番で市内に向かう場合。戦勝記念塔アヌサワリーで引き返すのが多く、フアランポーン駅に行くのが少ない。戦勝記念塔アヌサワリー行きの場合、タイ語で赤いプレートがかかっているので、それで判断できる。
ドンムアン空港から59番でカオサンに向かう場合でも、途中で引き返すバスがあると聞いた事がある。
ちなみに、ドンムアン空港から59番でカオサンに向かう昼間のバスはお勧めしない。チャトチャック以北のPhahonyothinで渋滞に巻き込まれるからだ。深夜は大丈夫。29番でチャトチャックまで行き、そこで3番に乗り換えてカオサンまで行くのがお勧めだ。

渋滞に弱い

バンコクの渋滞は昔から悪名高い。以前に、友人からこう聞いた。

バンコクの道路は、魚の骨型で、背骨から路地が垂直につながっている。よって、超短距離以外は背骨にあたる大通りに出ないといけないので、渋滞が酷い。

その通りだと思う。何年たっても、都市計画がなってないので、渋滞が酷くなるばかり。朝夕のラッシュアワーは辛い。特にエアコンなしだと。
セントラルワールド前などの渋滞を、陸橋から見物人の立場から見ると興味深いが。
渋滞時の割り込みが強烈なので、よくケンカにならないなあと思ってしまう。
私は1.2度本当に喧嘩になったのを見た事があるが。確か74か77のミニバスだったか。私のミニバスへの印象は悪い。
ただ、タイ人は渋滞時でも焦らない人が多くて、大らかだなと思ってしまう。
後、信号が赤から青になる秒数がカウントダウンされる所があるが、スクンビット通りの大きな交差点などは、待ち時間が2分以上あって、びっくりする時がある。日本は普通1分ぐらいだ。


エアコンなし

赤色
同じ番号でも、エアコン付きとなしがある。
エアコン付きは少し値段が高く、エアコンなしは安い。
暑いバンコクでエアコンなしは辛い場合が多い。扇風機が付いてるが、たまに壊れている。
エアコンなしバスはボロイ。
エアコンなしで青いテープが貼ってあるバスは無料。2、29番などに多い。


エアコンなしのバスは、どこまで乗っても料金が同じなので、簡単だ。大抵6.5Bか8B。タイ語で料金を聞けないなら、適当に10Bコインか20B札を渡せば黙っていてもお釣りが返ってくる。

バンコク市内バスでは、ぼったくりはない。


エアコン付き

大抵、青かオレンジ色。
距離に応じて値段が変わるので、目的地を伝えないとお金を払えない。目的地は通りの名前を言えば良い。英語が全く話せない、読めない車掌さんがいるので、自分がタイ語を話せない場合は、予めタイ語で書いた紙を用意すれば何とかなる。最悪は、他の乗客に助けてもらう。若い人なら英語が通じ可能性がある。
エアコン付きでもチャイナタウンを走るバスなどは、ボロイ場合が多い。

料金固定のエアコン付き

黄色いバスの14番、スクンビット通りの40、48番やペッブリー方面のエアコンバスには、料金固定のバスがある。エアコン付き。大体14B-17Bぐらい。これは行き先を言う必要がないから簡単だ。車体に料金が表示されているので、それで判断できる。
上の写真では車体前面と横に10Bと書かれている。昔の写真だ。

ミニ・バス

2番、シーロム方面の74、77番などには、一回り小さいミニバスがある。エアコンなし。170cm以上の背の高い人は、立っていると天井スレスレ。頭をいろんな場所にぶつけるし、外も見えないのでどこを走っているか見えない。小さいのに料金は9Bだ。私は基本乗らない。
これは普通の大型バスにも言える事だが、ミニバスはバス停での停車時間が長い場合が多い印象だ。客が少なければ収入が減るのはわかるが、そうすると次に来るバスの乗客が減るので、後続のバスの運行も遅れる。結果的に全てのバスが遅れる事になる気がするのだが。それに、暑い日で車内が混んでいる時にやられると、拷問に近い。タイ人から聞いた話だと、客待ちで、時々、貧血で倒れる人がいると聞いた。
なぜミニバスは乗客が増えるまで待つのかと言うと、通常のバスはBMTAという会社が運営しているが、ミニバスは他の会社(個人???)だから、と聞いた事がある。

チケット

混んでるバスでは、まれに車掌さんが来なくて料金を払えない時がある。
かなりまれだが、車掌さんとは別の人が途中で乗ってきて、乗客のチケットをチェックする場合がある。念のため、チケットは降りるまで捨てない方がいい。

0 件のコメント:

コメントを投稿